リフォームを依頼するベストタイミングは?初心者のためのリフォーム講座

リフォームを依頼する際に最も頭を悩ませるのが、依頼するタイミングでしょう。いつ依頼をすればよくわからないという方も多くいます。とくにはじめてリフォームを依頼する場合は、依頼するタイミングがわからず放置してしまうこともあるのではないでしょうか。本記事では、初心者でも依頼するタイミングを適切に判断するために、どのようなことが必要になるのか紹介します。

ベストなタイミング

ベストなタイミングとは一体どのような状況なのでしょうか。以下ではリフォームをする際にちょうどよいタイミングについて、詳しく紹介していきます。

最悪なタイミング

ベストなタイミングを理解しておく前に、リフォームで最もやってはいけないタイミングを紹介します。最悪のタイミングを回避すれば、リフォームで失敗することはありません。

最悪なタイミングとは、工事に時間が必要になり、想定以上の時間がかかってしまうことです。たとえばキッチン周りの場合、生活に支障をきたさない程度の故障を放置しておきますと、リフォーム時におおがかりな工事に発展してしまうことがあります。

同様に外壁はひび割れなどが生じ、壁に穴が開いてしまった状態で工事を行いますと、外壁を補修する工事で外壁塗装に時間が必要になってしまうことがあるのです。目にみえる故障箇所をリフォームする場合は、想定している時間以上に工事が必要になることも考えられます。このようなトラブルを避けるために、目にみえる不具合の前から依頼をしましょう。

築年数によって異なる

築年数によって、ベストなタイミングは異なります。築浅の住宅であれば、建物の老朽化を目で確かめることは困難です。築浅でリフォームをすべき箇所とそうでない箇所がありますので、該当する箇所の劣化がどのような状態なのかを検討しましょう。

リフォーム箇所によってタイミングは異なる

家の劣化は同時進行で、劣化が進行していくわけではありません。家の立地状況によっては、劣化が比較的遅くなってしまうこともあります。築浅であっても劣化があまり起こらないといわれている箇所に、不具合が生じてしまうこともあるのです。

部位ごとの目安

おおまかな目安は、異常が発生する前にリフォームを依頼することですが、それぞれの場所によって耐久年数があります。耐久年数を把握しておけば、劣化がそこまで進行していなくても、リフォームをするタイミングかそうでないかが判断できます。それぞれどの程度でリフォームが必要なのかを、詳しく確認しましょう。

床などのベストタイミング

床は素材によって、耐久年数が異なります。耐久年数を把握しておきますと、ベストなタイミングでリフォームを依頼できるようになるでしょう。たとえば畳の場合3~5年で裏替えし、10年で表返し、畳自体を交換するのは20年が理想的といわれています。

フローリングの床材の張替の目安は15年から20年程度といわれていますので、15年前後を目安に床のリフォームを考えておきましょう。そうすれば工期も比較的早く、よい状態を維持できます。しかし「かならず10年経過したら交換しなければならない」、というわけではありません。たとえば畳の場合変色が目立った段階で交換をする、フローリングでは傷んだ箇所が目立つようになったら交換するなど、家の状況によってリフォームも異なります。

キッチン、浴室のベストタイミング

キッチンや浴室リフォームのベストタイミングは、いつごろなのでしょうか。

キッチンや浴室リフォームのベストタイミングは、いつごろなのでしょうか。キッチンや浴室など水回りは、腐敗がほかの箇所に比べて早いという特徴があります。とくに浴室は高温多湿で、腐敗が進んでいきますと、シロアリが侵入して大切なお家を食べてしまうことも有ります。

キッチンでは排水溝の臭いやヌメリが取れない場合、シンク・洗面台を使用するだけで水漏れが発生してしまう場合は、注意が必要です。

窓をリフォームするタイミングはほかの箇所に比べて時期が長く、長期にわたりリフォームをしないこともあります。しかし使用していて建てつけが悪い場合や、ガラスに結露が異常にたまる場合や、内窓の取り付けや、隣の犬の鳴き声などの音が気なる場合は窓の劣化が疑われます。さらに窓枠にヒビや隙間が生じている場合は、窓の劣化がはじまっている証拠です。窓の開け閉めをして、スムーズに開けられない場合は、スムーズに開け閉めができるように気をつけましょう。

自分で判断できない時

該当箇所をチェックしても、見た目では不具合がないと感じてしまうことがあります。

該当箇所をチェックしても、見た目では不具合がないと感じてしまうことがあります。このような状態のまま放置していますと、突然不具合が発生し、早急なリフォームを行わなければならないことも考えられます。突然のリフォームは急な出費になるだけでなく、リフォームをしている間の生活にも支障をきたしてしまいますので、回避をしたい状況でしょう。

このようなトラブルを回避するために、定期的に業者にチェックしてもらうようにしましょう。定期的に業者に確認してもらうことで、リフォームをするタイミングかどうかを判断できます。

まとめ

リフォームのベストタイミングは、「そろそろリフォームをする必要があるかも」と感じたときがベストなタイミングです。悩んでいる場合は、お気軽に業者に相談される事をおすすめします。

「株式会社オグラ工務店」では、お客様のリフォーム相談も積極的に行っています。リフォームのことでなにかお悩みの方は、遠慮なくご相談ください。みなさまからのお問い合わせを心よりお待ちしております。

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